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1.Apocalyptic Love
2.One Last Thrill
3.Standing In The Sun
4.You're A Lie
5.No More Heroes
6.Halo
7.We Will Roam
8.Anastasia
9.Not For Me
10.Bad Rain
11.Hard & Fast
12.Far And Away
13.Shots Fired
14.Carolina
15.Crazy Life
言わずと知れた、元GUNS N' ROSESのギタリストであるスラッシュが、VELVET REVOLVERでの紆余曲折を経て放つソロ第二弾。
タイトルトラックであるのを象徴するように、バンドが渾然一体となって迫ってくる骨太な曲@で幕を開ける本作は、続くAでの疾走感溢れるロックンロールチューンはライブでも盛り上がりそうだし、BやCはグルーヴィでありながらベタッと重くなりすぎないハードロックチューンに仕上がっていたりと、冒頭からどの曲も聴きどころが満載。
抜けるようなスラッシュのレスポールのトーンが心地良いシンプルなD、オープニング部が異様にかっこいいE、軽快なリズムと突き抜けるようなサビメロでのマイルスのヴォーカルが印象的なFと、どの曲にもかっこいいスラッシュのギタープレイとマイルスの剛柔巧みなヴォーカルの艶があり、そこを屈強なリズム隊で固めた一体感が素晴らしい。
フラメンコのようなアコースティックギターのイントロに耳を奪われがちなGであるが、フラメンコに違わぬ情念こもったマイルスの歌とスラッシュのギターソロが実に魅力的な、個人的に本作でのベストチューンと言えるかっこよさは、ラストに賭けてのギターソロからも明らかすぎる。
Hでは囁くような歌声とパワフルな歌声の対比も素晴らしいが、ラストにかけてのギターとの掛け合いでググッと曲が締まり、シンプルな曲のIもセクシャルなマイルスの歌が曲の彩りを決定づけていると言っても過言ではなく、タイトル通りなJでの疾走感溢れるロックンロール、そして対照的に静の空間が心地良いKと、終盤にかけての曲のバラエティさもメリハリがあって良い。
ザクザクと刻むスリリングなLで本編は終わりだが、日本盤ボーナスのMではトーキングモジュレーターを使用したようなギターソロが実に楽しく、ファンク感溢れるNも本編に入っていてもおかしくない。
スラッシュが言うには単純にバランスの問題で本編に収録しなかっただけみたいだから、オマケ曲じゃないのは確かだけど。
冒頭での述べたようにミスも含めてライブレコーディングされたという本作は、確かに余計な虚飾がないバンドサウンドで構築されており、ドラムスティックのカウントから始まる曲も多かったりアンプからのノイズっぽい音も残すといった部分に、良い意味でアナログかつ人間ありきだと明言するスラッシュのロックへのこだわりが感じられる、70'sハードロックの薫りプンプンながら古典的だけではないパッション溢れる素晴らしい一枚となった。
スラッシュと組んでる以上は誰かと比較される宿命!?のマイルス・ケネディも、ヴォーカリストとして一級品であるのは間違いない素晴らしい歌を披露している以上に、本作では右チャンネルをスラッシュ、左チャンネルをマイルスと、ギタリストとしての手腕もいかんなく発揮しており、そこに本作がよりバンド然としてる理由と極上のケミストリーが存在していることも見て取れる。いや、聴いて取れるだな。


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